記録にするとたぶん長文になってしまうが、件の問題はかろうじて解決され、9月の3週目よりまたフィエゾレの丘に戻ることができた。帰還早々より一日五時間の語学とレジストレーションのリスタートをやっているうちにあっという間に一週間が過ぎ、語学研修が終わった水曜日からは、ここでの研究をどのように(具体的な論文計画として)進めていくのかについて、論文や手持ちの史料等をいろいろ見ているうちに、これまたあっというまに過ぎてしまった。
今日は土曜日。空は素晴らしく晴れ渡り、Badiaから見えるフィレンツェの街は幻想的なまでに美しい。今日は以下の論文を読んで過ごした。
Knudsen, Ann-Christina and Rasmussen, Morten (2008), “A European Political System in the Making 1958-1970: The Relevance of Emerging Committee Structures”, JEIH, Vol.14, No.1, pp. 51-65.
Wolfram Kaiser & Antonio Varsori (eds.), European Union History. Themes and Debates, Palgrave, London, から、Ludlow、Varsori、Kaiserの章。
あと、JEPPのコピー、Cold War Historyのバックナンバーチェックをしていたらそれなりの時間になっていた。
来週は、手持ちの論文が持っている研究的文脈と史料の再確認と先行研究とのつきあわせ、CACとMAEで収集した史料の読解、それに、アーカイブにも行きたい。それにしても、HECではFirst Year's Researcher Presentationの枠組みでFellowも報告が割り当てられているのだが、なぜか自分の名前はない。結局こちらの先生に確認するのも忘れてしまい、そのままになってしまったが。。。万が一プレゼンするようにといきなり振られても大丈夫なようにFellowへのApplication時のプロポーザルに手を付けては見たのだが。何せ報告時間は10分。手を付けるテーマの概要とその意義をしゃべったらあっという間に10分が過ぎてしまうのは目に見えている。
さ来週からは本格的にセミナーも始まるので、自分の研究の組み立て方に気を付けながら、実証的な部分に手を付けていきたい。
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