ボーヴェはパリの北方約70KMだそうで、地図で見る限りはパリから離れている加減は、フォンテーヌブローと同じくらいでしょうか。ただ、ピカルディーの鬱々とした雪原の中に入っていかなければならいません。
冬休み、暇で寒いので、近くの大聖堂を見に行く、ということでボーヴェにしました。ボーヴェには建築途中に完成を諦めた大聖堂があります。完成していれば世界最大のゴシック形式の大聖堂になったとか。
Transilien(パリ近郊の公共交通を使った移動手段を調べる検索サイト)で見ると、ボーヴェとパリ北駅との間には一時間に一本普通電車が通っているので、お昼前に出発。北駅でサンドイッチを買って、列車の中で食べながら一時間20分ほど移動してボーヴェに着。
駅前の「ド・ゴール将軍通り」の表札。一応ド・ゴール研究者として。
クリスマスが終わったボーヴェの中心街。フランスの地方都市の町中は、僕はとても好きです。
この噴水を左に曲がると大聖堂が見えてきました。町中に大聖堂がある暮らしは羨ましい。これが大聖堂。手前に移っている黒いダウンを来ている子供が長男。写真だと分かりにくいが相当大きい。天井の高さだけで言えば、フランス一だそうで、パリのノートルダムより10メート以上高いのだとか。天井が高いとは知っていたが、もうちょっと前知識をそろえていけばよかった。
ただ、大聖堂の中非常に寒くかつ暗かったので、特に下の子どもはすぐに嫌がって大聖堂の滞在時間は20分程度。そのあと、市街の市役所前広場の子供向けアトラクション(移動メリーゴーランド、ポニー乗馬)+屋台でおやつを食べていたら帰りの列車の時間となり駅に戻る。
帰りの電車はパリまで直通列車だったが、乗客はほどんどいなかった。お陰で、子供は貸し切り状態の列車の中で楽しく過ごせた。家に戻ったのは6時過ぎ。行き帰りの移動時間が4時間、ボーヴェ滞在2時間という一日小旅行でした。
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うまく取れていないが、ピカルディーの雪原。
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